猫の診察
猫に安心・安全な待合室と診察室
ストレスフリーを目指した診療体制
しあわせ動物クリニックでは開院以来20年以上にわたり猫ちゃんの診療を行ってきており、院長をはじめ、スタッフは自宅でわんちゃん・猫ちゃんと一緒に暮らしている動物好きのメンバーです。猫のワクチンや一般診療、避妊・去勢、各種手術まで子猫からシニア期までのライフステージに合わせた診察を幅広く行っています。
猫の診療科目
予防から高度な技術を用いた治療まで
猫の様子がおかしい?
少しでも心配な点があれば気軽にご相談ください
- 食欲がない、元気がない
- 下痢が続いている
- くしゃみ、鼻水
- 多尿、尿の色がおかしい
- ぐったりしている、立てない
- 目やにがでている
- 奇声を発する
ここで紹介している内容は当院に初めて来られる猫ちゃんの一例であって、病気を確定するものではありません。
猫の健康状態は個体によって、それぞれ違います。
少しでも不安を感じたら、獣医師の診察を受けてください。
初めて猫を飼った、または拾って飼われる方は、まず健康診断を受ける事をおすすめします。
受診ご希望の方へ
「予約診療制」を導入しています。TEL受付:087-894-1075
※緊急の場合は、お待たせすることもございます。ご了承ください。
当院は夜間急病当番の会員病院です。
夜間の緊急診療は夜間当番病院グループにて対応しております。
詳細は下記のURLをクリックして下さい。
夜間当番病院 >http://www.kagawaken-vet.jp/dutydoc2.html
(TEL:087-874-1877)
留守番電話にメッセージを入れていただきますと、その日の当番のものが午前と午後で確認し折り返しこちらからご連絡させていただきます。
院長が出張等で不在の場合には院長の携帯電話に直接転送されています。同様にメッセージを入れていただきますと折り返しご連絡させていただきます。
猫のワクチン・予防接種
年に1度のワクチン接種を忘れずに!
猫白血病等の伝染病予防のために、1年に1度は、ワクチン接種をしましょう。
伝染病に感染している猫との接触で染ってしまう怖い病気を予防します。
猫の混合ワクチン
混合ワクチンの目的は、猫から猫へうつる伝染病の予防です。お散歩・トリミング・ペットホテル・ペットショップ等の猫が多く出入りする場所で、感染の危険性が高まります。
1年に1回
混合ワクチンで予防できる病気
●猫ウイルス性鼻気管炎(いわゆる猫カゼ、くしゃみ、鼻水、口内炎、腹膜炎、など)
●猫汎白血球減少症(激しい嘔吐、下痢、高熱、子猫では死亡率高い)
●猫カリシウイルス感染症(口内炎、舌炎、くしゃみ、鼻水)
●猫白血病ウイルス感染症(感染後数ヶ月~数年を経て発症、免疫力低下、貧血、白血病など。発症すると多くは死亡)
●猫クラミジア感染症(結膜炎、くしゃみ、鼻汁、肺炎など。重症化すると死亡することもある)
猫のフィラリア予防
猫のフィラリア症は発見されず突然死の恐れがあります
猫が蚊に刺されることでフィラリア虫が心臓と肺動脈に寄生して起こる心臓病です。
春~11月末
蚊がいなくなった後、もう1回投薬しておく事が大切です。2023年の統計によると、香川県では、11/12までフィラリア感染が見られました。蚊の活動終息後、11月末までの投薬が大切です。
猫はノミダニ薬と一緒に予防できます。
予防方法
予防方法には、スポットタイプがあります。
猫のノミ・ダニ予防
ダニについて
さぬき市近辺は温暖な気候なため犬猫のマダニ寄生が確認されています。マダニがもっている病原菌の中には人にも感染する伝染病も多く存在します。
一年中(当院推奨)
予防方法
スポットタイプを使用します。冬場の感染もよく見られることから当院では通年(一年中)の予防を推奨しています。
猫の避妊・去勢手術について
避妊・去勢手術とは?
猫の去勢手術・避妊手術は、全身麻酔を行い、男の子の場合は精巣、女の子の場合は卵巣と子宮を取り除く不妊手術です。
猫:男の子の去勢手術
- 望まれない繁殖を防ぐことができる
- 攻撃性の低下が期待できる
- マーキング、マウンティングが減ることがある
去勢手術の時期とは?
去勢手術の時期は、生後6~10ヶ月齢くらいが目安と言われています。
猫:女の子の避妊手術
- 望まない妊娠を避けられる
- 子宮蓄膿症などの生殖器疾患を予防できる
- 乳腺腫瘍の発生が予防できる
- 発情の出血、発情のストレスがなくなる
- 発情に伴う問題行動(独特の大きな声で鳴くなど)を抑制できる
避妊手術の時期とは?
避妊手術の時期は、生後6~8ヶ月齢くらいが目安と言われています。
避妊・去勢手術の流れ
食事は、前日21時までにお済ませください。飲水は、朝までOKです。
午前中の指定時間に入院いただき、術前の検査を行います。
手術が終了後、経過観察のため1泊入院。
避妊・去勢手術料について
香川県では、多くの市町村で、「避妊・去勢手術に対する補助」があります。(下記参照ください)
猫の避妊手術
手術料 | 麻酔料 | 血液検査(任意) |
---|---|---|
16,500円 | 3,300円 | 5,500円 |
猫の去勢手術
手術料 | 麻酔料 | 血液検査(任意) |
---|---|---|
11,000円 | 3,300円 | 5,500円 |
(注)別途麻酔料3,300円(20kg以上 5,500円)が必要になります。
●ご希望の方には麻酔の安全性確認のための血液検査を実施します。(別途5,500円)
避妊・去勢手術の補助について
香川県では多くの市町村で、「避妊・去勢手術に対する補助」があります。
●申請を希望される方は、各自治体の窓口に直接お問い合わせください。
●申請の際に必要な書類等は、当院にてご用意いたします。
詳しくは各市町村のHPでご確認ください。
猫のスケーリング(歯石除去)
猫のスケーリングとは
猫のスケーリングとは、歯科専用の器具を使って除去する獣医療行為です。
普段あまりお口の中を見る機会がない猫ちゃんは以外と歯石が付着しています。
定期的な歯石除去が必要です。
歯に付着した歯石は歯みがき等では簡単に落ちません。歯科専用の器具を使って、獣医師の指示のもと専門家がスケーリング施術を行います。
スケーリングの特徴
人間の歯医者さんと同じ超音波のスケーラーを使って歯石を除去します。長時間、口を開けることができない猫は、全身麻酔を使ってスケーリングをします。
高齢の猫でも麻酔前の血液検査で異常がなければできる場合もあります。
お気軽にお問い合わせください。(午前中お預かり⇒夕方お迎え)
猫の健康診断
猫の定期健診
猫は寒くなると体調を崩しやすくなります。
猫は体の不調があってもあまり表には出さない習性をもっています。
年に一度の健康診断は、猫の体の状態を知るためにとても重要です。
歯みがきが難しい猫は、口腔内の異常が多く(49%、当院しらべ)認められます。
歯周病で骨まで炎症が進み、アゴの骨を骨折してしまう例もありました。
歯周病から歯ぐきを介して菌が血液に入り、腎臓病や心臓病のリスクが高まることもあります。猫でもスケーリングなどの処置をおすすめする場合があります。
無料健康チェック&相談
10分~15分程
愛玩動物看護師による健康チェック&相談を行っています。
しつけの仕方や日頃の悩み等なんでもお気軽にご相談ください。