高松市・さぬき市・東かがわ市・三木町 動物病院

犬の診療

もくじ

犬の診察

仔犬からシニア犬まで

ライフステージに合わせた診察

しあわせ動物クリニックでは開院以来20年以上にわたり犬の診療を行ってきており、多くの診療を経験した獣医師・愛玩動物看護師が揃っています。犬のワクチンや一般診療、避妊・去勢、各種手術まで仔犬からシニア期までのライフステージに合わせた診察を幅広く行っています。

一斉にのぞきこむワンちゃんたちのイラスト

犬の診療科目

予防から高度な技術を用いた治療まで

皮膚・スキンケア科/内科/外科/整形外科/生殖器科/腫瘍科/耳鼻咽喉科/循環器内科/腎・泌尿器科/パピー科/シニア科/歯科全般・口腔外科/予防健診科

犬の様子がおかしい?

心配な症状があればお気軽にご相談ください。

  • 食欲がない、元気がない
  • 下痢が続いている
  • くしゃみ、鼻水
  • 多尿、尿の色がおかしい
  • ぐったりしている、立てない
  • 目やにがでている
  • 奇声を発する

ここで紹介している内容は当院に初めて来られるわんちゃんの一例であって、病気を確定するものではありません。
犬の健康状態は個体によって、それぞれ違います。
少しでも不安を感じたら、獣医師の診察を受けてください。
初めて犬を飼った、または拾って飼われる方は、まず健康診断を受ける事をおすすめします。

受診ご希望の方へ

お電話にてご予約ください

「予約診療制」を導入しています。TEL受付:087-894-1075
※緊急の場合は、お待たせすることもございます。ご了承ください。

休日・時間外の緊急対応について

当院は夜間急病当番の会員病院です。
夜間の緊急診療は夜間当番病院グループにて対応しております。
詳細は下記のURLをクリックして下さい。
夜間当番病院 >http://www.kagawaken-vet.jp/dutydoc2.html
(TEL:087-874-1877

休日の対応について

留守番電話にメッセージを入れていただきますと、その日の当番のものが午前と午後で確認し折り返しこちらからご連絡させていただきます。
院長が出張等で不在の場合には院長の携帯電話に直接転送されています。同様にメッセージを入れていただきますと折り返しご連絡させていただきます。

一斉に見上げるワンちゃんたちのイラスト

犬のワクチン・予防

犬の混合ワクチン

混合ワクチンの目的は、犬から犬へうつる伝染病の予防です。お散歩・トリミング・ペットホテル・ペットショップ等の犬が多く出入りする場所で、感染の危険性が高まります。

1年に1回

混合ワクチンで予防できる病気

●犬ジステンバー(高い熱、目ヤニ、鼻水、ケイレン)死亡率高い
●犬伝染性肝炎(高い熱、嘔吐、下痢、突然死)
●犬アデノウイルス2型感染症(熱、食欲不振、扁桃腺の腫れ)
●犬パラインフルエンザ(鼻水、咳)
●犬パルボウイルス感染症(血便、衰弱)仔犬で死亡率高い
●犬コロナウイルス感染症(嘔吐、下痢、脱水)
●犬レプトスピラ感染症 コペンハーゲニー/カニコーラ/ヘブドマディス 犬だけでなく人にもうつる恐ろしい病気。水田、溝、水たまりなどの水際で感染 ※当院でも発症例あり。(東かがわ在住の犬)

高齢犬ですが、接種する方が良いですか?

犬は高齢になるにつれて免疫力が低下していきます。感染の危険が高くなるために予防をおすすめしています。ただし、治療中の場合やワクチン接種自体が負担になる場合もありますので、気がかりな点はご相談ください。

ワクチンは毎年、接種しないといけないものですか?

接種自体は任意になりますが、日本獣医師会では一年ごとの接種が推奨されています。
ドッグランやペットホテル、サロンなど犬が集まる施設では1年以内の混合ワクチンのワクチン証明書の提示を求められることも多く、毎年受けている子が多いです。


犬のフィラリア予防

犬が蚊に刺されることでフィラリア虫が心臓と肺動脈に寄生して起こる心臓病です。
当院では、予防前に必ず診察・血液検査を行っています。

予防薬の効果は、100%ではありません。感染犬に予防薬を投与すると、ショックを起こし死亡する場合があります。

4月末~11月末

蚊がいなくなった後、もう1回投薬しておく事が大切です。2023年の統計によると、香川県では、11/12までフィラリア感染が見られました。蚊の活動終息後、11月末までの投薬が大切です。

予防方法

予防方法には、錠剤(月1回)、おやつタイプ(月1回)、注射(年1回)等があります。
フィラリア注射薬は、そのシーズン中のフィラリア予防が可能です。
※体重変動のある仔犬には投与できません。ご注意ください。


犬のノミ・ダニ予防

ダニ媒介性疾患・バベシア症とは、マダニから犬に移る恐ろしい病気で、貧血をおこし死亡することもあります。特効薬はなく、完全治療が困難な病気です。

当院でも毎年多くのマダニ寄生で受診されます。
マダニからうつる伝染病は数多く存在し一部の感染症は人にも伝染し死亡してしまうようなSFTS(重症熱性血小板減少症症候群)等の恐ろしい病気も香川県で発生しています。当院では一年中の予防をお勧めしています。

新聞記事
マダニで県内初の死者
西日本で発症多発
マダニ春から活動期
かまれたら触らず受診を

犬の伝染病・狂犬病予防

香川県狂犬病予防注射指定病院です

1年に1回(義務付けられています)

しあわせ動物クリニックは、香川県狂犬病予防注射指定病院ですので、年中接種が可能です。
狂犬病予防法で年1回、犬へのワクチン接種が義務付けられています。
ワクチン接種時に市町村より、鑑札(生涯1回)、注射済票(毎年)の交付を受けることが法律で義務付けられています。

狂犬病注射のお支払いは現金のみでお願いしています。

犬の避妊・去勢手術について

避妊・去勢手術とは?

犬の去勢手術・避妊手術は、全身麻酔を行い、男の子の場合は精巣、女の子の場合は卵巣と子宮を取り除く不妊手術です。

避妊・去勢手術のメリット

繁殖の予定がなければ、不妊手術を行うことで、男の子の場合は精巣腫瘍・前立腺肥大症・会陰ヘルニア、女の子の場合は乳腺癌・子宮蓄膿症・子宮ガン・子宮内膜炎など老後、比較的発症率の高い病気の発症リスクを下げることができます。

犬:男の子の去勢手術

  • 前立腺肥大などの前立腺疾患の発生率を低下させることができる
  • 睾丸腫瘍などの発症を予防
  • 望まれない繁殖を防ぐことができる
  • 攻撃性の低下
  • マーキング、マウンティングが減ることがある

去勢手術の時期とは?

去勢手術の時期は、生後6~10ヶ月齢くらいが目安と言われています。

去勢手術の適切な実施時期については諸説ありますが、はじめての発情を迎える前に手術を受けさせることが望ましいといわれることが多いです。

犬:女の子の避妊手術

  • 望まない妊娠を避けられる
  • 将来の乳腺腫瘍の発生予防
  • 子宮蓄膿症などの生殖器疾患を予防できる
  • 発情の出血、発情のストレスがなくなる

避妊手術の時期とは?

避妊手術の時期は、生後6~8ヶ月齢くらいが目安と言われています。

避妊手術の適切な実施時期については諸説ありますが、はじめての発情を迎える前に手術を受けさせることが望ましいといわれることが多いです。

避妊・去勢手術の流れ

STEP
ご予約

「予約診療制」を導入しています。TEL受付:087-894-1075

STEP
手術当日の朝は絶食で

食事は、前日21時までにお済ませください。飲水は、朝までOKです。

STEP
午前:入院と術前検査

午前中の指定時間に入院いただき、術前の検査を行います。

STEP
午後:手術

手術が終了後ご連絡
経過観察のため一泊入院

STEP
翌日:退院

避妊・去勢手術料について

香川県では、多くの市町村で、「避妊・去勢手術に対する補助」があります。(下記参照ください)

犬の避妊手術

手術料麻酔料血液検査(任意)
~20kg22,000円3,300円5,500円
20kg~27,500円5,500円5,500円

犬の去勢手術

手術料麻酔料血液検査(任意)
~20kg13,200円3,300円5,500円
20kg~16,500円5,500円5,500円

(注)別途麻酔料3,300円(20kg以上 5,500円)が必要になります。
●ご希望の方には麻酔の安全性確認のための血液検査を実施します。(別途5,500円)

避妊・去勢手術の補助について

香川県では多くの市町村で、「避妊・去勢手術に対する補助」があります。
●申請を希望される方は、各自治体の窓口に直接お問い合わせください。
申請の際に必要な書類等は、当院にてご用意いたします。

詳しくは各市町村のHPでご確認ください。

犬のスケーリング(歯石除去)

犬のスケーリングとは

当院では動物専用の歯科ユニットを使用して施術を行いますのでよりスピーディーで正確な処置が行えます。
また大半の歯科治療にも対応することが可能です。

歯に付着した歯石は歯みがき等では簡単に落ちません。歯科専用の器具を使って、獣医師の指示のもと専門家がスケーリング施術を行います。

スケーリングの特徴

人のように長時間お口を開けておくことが難しい犬は、全身麻酔をかけて歯石除去を行います。
付着の程度にもよりますが1年に1回程度が理想的です。
※麻酔の安全性の確認のため血液検査を事前に行います。

犬の健康診断

犬の定期健診

犬は1年で4歳年をとります。
人の健診は1年に1回=犬の3ヶ月に1回の健診にあたります。
健診で様々な異常を早期に発見し、早めに対応をしていくことが、健康で長生きするためにとても大切です。

病気の早期発見のためには1年に2~4回の定期健診でのチェックが理想的です。

診察を受けるワンちゃん

歯みがきが難しい犬は、口腔内の異常が多く(約49%)認められます。
歯周病で骨まで炎症が進み、アゴの骨を骨折してしまう例もありました。
歯周病から歯ぐきを介して菌が血液に入り、腎臓病や心臓病のリスクが高まることもあります。

シニア犬の健診

セット健診

無料健康チェック&相談

10分~15分程

飼い主様に見守られ認定動物看護師から健康チェックを受けるワンちゃん

愛玩動物看護師による健康チェック&相談を行っています。
しつけの仕方や日頃の悩み等なんでもお気軽にご相談ください。

パピークラス

ワクチン接種後~6か月未満の子犬限定

子犬のしつけや日常ケアの仕方を一緒に実践していきます。
不定期開催となりますのでホームページ等で告知させていただいております。ご確認下さい。

減感作療法

当院で行っている皮膚病の特殊治療の一つに減感作療法があります

アレルギーの犬

アレルギー症状の改善のために

犬や猫向けの減感作療法は、動物がアレルギー反応を示す特定の物質(アレルゲン)に対して免疫系を慣れさせ、アレルギー症状を軽減するための治療法です。

この治療法は、動物がアレルギーを引き起こす特定の物質に曝露されることでアレルギー反応が起こるメカニズムに基づいています。減感作療法では、アレルゲンを徐々に増量していき、動物の免疫系をアレルゲンに対して耐性を持たせることを目指します。
治療は通常、注射や経口投与(飲み薬)の形で行われます。最初の段階では、極めて低濃度のアレルゲンが使用され、徐々に濃度が増加していきます。治療の進行に従って、動物の免疫系は段階的にアレルゲンに対する過剰反応を軽減するように調整されます。
動物向けの減感作療法の目的は、アレルギー症状の軽減や完全な寛解を促進することです。例えば、花粉症やダニアレルギーなど、特定のアレルゲンによって引き起こされるアレルギー症状を改善するために行われます。
ただし、動物向けの減感作療法は個体によって効果や適応が異なる場合があります。
しあわせ動物クリニックでは、獣医師の指導のもと、適切なアレルギー検査やアレルギー診断の結果に基づいて治療計画を立てます。治療の効果やリスクについても詳しくご説明しますので、ご相談ください。

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